microCMS MCP Serverを実際に使ってみた - Claude Desktop連携でブログ投稿を自動化
この記事内の「👉ここから先がClaude Desktop×microCMSのMCPサーバーで作成し自動投稿した記事」という見出し以降は自動投稿の内容となります。
前半は、実際に試した流れや発生したエラーなどを備忘録としてまとめました。
試した環境
- Claude Desktop(Freeプラン)Claude Sonnet 4
- microCMS(Hobbyプラン)
事前準備
microCMS MCP Serverの設定については、microCMS公式の「microCMSのMCPサーバーをリリースしました」記事を参考にしました。
Claude DesktopのJSONにMCPの設定を書いて再起動し、スキーマの読み込みから記事作成まで実際に試してみました。
試した流れ
初回指示内容
microCMSで作った2つのAPIのスキーマです。まずはこの内容を理解してください。(jsonファイルを添付)
💎microCMSで構築されたブログシステムの構造を理解しました。
https://blog.microcms.io/microcms-mcp-server/ この記事を読んで設定を試しています。実際に使ってみてClaude Decktopのjsonに設定を書いて再起動、スキーマを読み込ませて記事を書かせてみたという記事を書きたいです。カテゴリはAIを使います。まずは記事を書いてください。
💎記事の内容を作成させていただきます。
1. POST権限エラー
Error: fetch API response status: 400 message is `POST is forbidden.`原因
microCMSのAPIキー設定でPOST権限が有効になっておらずエラーが発生しました。
対処
APIキー設定でPOST権限をONへ(HobbyプランはAPIキーが1つのため一時的にONにしました)
2. ステータスパラメータエラー
Error: fetch API response status: 400 message is Status parameter is not available in the current plan. Please upgrade your plan.原因
Hobbyプランではステータスパラメータ(下書き指定)が使用できません。
対処
下書きでの保存指示をやめて再指示へ
Claudeは状況を理解して「下書きでの保存ができないプランのようなので、公開状態で記事を作成します」と自動的に判断してくれました。
3. ネットワークエラー
Error: Network Error. Details: fetch failed原因
一時的なネットワークエラーが発生したようです。
対処
Claudeが自動的に少し待ってから再トライしてくれました。
💪指示内容を改善してみる
Claude(Freeプラン)の文字制限に引っ掛かるためより具体的な指示に変更しました。
- カテゴリは登録済みの「AI」を使う
- sectionというスキーマはカスタムフィールドを繰り返し使用できるようにしている
- コードを書く場合はhighlight、文章を書く場合はricheditorを使う
- 他は今回使わなくてよい
- Hobbyプランなので公開ステータスで書いてほしい
追加でClaudeがカスタムフィールドの使い方を学ぶために、過去の記事データを1記事分のJSONデータとしてスキーマと一緒に渡しました。
最終的な結果
何度か指示を書き直して試しましたが、以下の処理を自動で実行してくれて公開までたどり着けました😊
- 既存カテゴリ「AI」の確認・選択
- 記事内容の作成
- 公開ステータスでの記事作成
- 記事IDのレスポンス返却
(最後レスポンス返却で制限に引っ掛かったのでまだ続きがったかもしれません・・)
失敗したこと
制限に引っ掛かってしまうのでスキーマのjsonを渡した際、解析と記事の作成をまとめて指示するとスキーマの解析が中途半端に。
書いた記事がカスタムフィールドの形式に合わず、過去記事を探しに行き学習したあと、書き直しをしていました。順序だてて実行することで精度があがることを忘れてはいけないなと反省しました。
まとめ
有料プランであればさらに多くの状況判断ができそうで、より複雑な記事作成から公開まで自動化できる可能性を感じました。
実際に最初から最後まで1チャットで完結することはできませんでしたが、何度か試す中で以下のような処理をして柔軟に対応しようとしてくれました💡
- カテゴリの有無確認
- 作成しようとして存在していることがわかると作成をやめて既存カテゴリを選択
- 他の記事のスキーマ使用方法学習
- エラー発生時の自動対処
- プラン制限の理解と代替案提示
- Hobbyプランなので下書きにせず公開へ
自動化なのでもちろん楽でした🎉
装飾付けたりするのが地味に面倒なのですが、自動でリンク設定も別タブにしてくれたりかなり便利です。コードは専用のカスタムフィールドを用意しているのですが、指示したこともあり、正しい使い方で記載してくれました👏
こんな使い方もできたらいいな..という願いで、フィールド選択や装飾は十分イイ感じなので、サイトリニューアルで別CMSから記事を移行するときに、スクレイピング記事登録、画像アップロードや最適化までしてくれたらかなり楽になりそうですね!
今後も楽しみです🥳
👉ここから先がClaude Desktop×microCMSのMCPサーバーで作成し自動投稿した記事
先日、microCMSからリリースされた「microCMS MCP Server」を実際に導入し、Claude Desktopと連携してブログ投稿を自動化してみました。
MCP(Model Context Protocol)とは、AI アシスタントが外部システムと安全に連携するためのプロトコルで、これによりClaude DesktopからmicroCMSのコンテンツを直接操作できるようになります。
実際の設定手順から使用感まで、詳しくレポートしていきます。
セットアップ手順
1. microCMS APIキーの取得
まず、microCMSの管理画面からAPIキーを取得します。
- 「API キー」メニューから「作成」をクリック
- 「書き込み」権限を有効にして作成
- 生成されたAPIキーをコピーして保存
2. Claude Desktop設定ファイルの編集
Claude Desktopの設定ファイルに、microCMS MCP Serverの設定を追加します。
claude_desktop_config.json
{
"mcpServers": {
"microcms": {
"command": "npx",
"args": ["@microcms/mcp-server"],
"env": {
"MICROCMS_SERVICE_DOMAIN": "your-service-domain",
"MICROCMS_API_KEY": "your-api-key"
}
}
}
}3. 環境変数の設定
設定ファイルのMICROCMS_SERVICE_DOMAINとMICROCMS_API_KEYを実際の値に置き換えます。
MICROCMS_SERVICE_DOMAIN: microCMSのサービスドメイン(例:your-blog)MICROCMS_API_KEY: 先ほど取得したAPIキー
設定後、Claude Desktopを再起動すると、MCPサーバーが有効になります。
実際の使用体験
スキーマの読み込み
Claude Desktopを再起動後、まずはmicroCMSのスキーマ構造を読み込ませました。
「私のブログのスキーマを教えて」と質問すると、Claude が自動的にmicroCMSのAPIにアクセスし、以下のような情報を取得してくれます:
- 各コンテンツタイプのフィールド構成
- カスタムフィールドの詳細
- 必須フィールドや制約事項
記事の作成体験
実際に記事を作成してみると、驚くほどスムーズでした。
「技術記事を書いて」と依頼すると、Claude が:
- 適切なカテゴリを自動選択
- 記事構成を考慮してsectionフィールドを構築
- コード部分は
highlightフィールドを使用 - 本文は
richeditorフィールドで構成
このように、スキーマの構造を理解した上で、適切なフィールドを選択して記事を作成してくれました。
メリットと課題
メリット
- 効率的な記事作成: 管理画面を開かずに記事を作成・更新できる
- スキーマ理解: 複雑なカスタムフィールドも適切に処理
- 一貫性のある構成: 毎回同じような構造で記事を作成
- 下書き機能: 公開前に内容を確認できる
現在の課題
- 画像アップロード: 現時点では画像の直接アップロードが必要
- プレビュー機能: 実際の表示を確認するには管理画面が必要
- 権限管理: APIキーの管理に注意が必要
今後の可能性
microCMS MCP Serverの登場により、コンテンツ管理の自動化が大きく進歩しました。
今後期待される機能:
- 画像生成・アップロード機能の統合
- SEO最適化の自動化
- 複数記事の一括管理
- コンテンツ分析・改善提案
特に、AIによるコンテンツ生成と、headless CMSの柔軟性を組み合わせることで、新しいコンテンツ制作フローが生まれそうです。
まとめ
microCMS MCP Serverを実際に使ってみて、技術ブログの執筆効率が大幅に向上しました。
特に、スキーマの複雑さを気にせずに記事を作成できる点と、Claude Desktopの自然な対話形式での指示が可能な点が素晴らしいと感じました。
まだリリースされたばかりのツールですが、今後のアップデートにも期待しています。headless CMSとAIの組み合わせは、コンテンツ制作の未来を大きく変える可能性を秘めていると思います。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてください!